ISO22000認証取得・更新・スリム化支援!
超小型ISO22000コンサルティングの特徴
① 当社がコンサルティングを行った企業様は、すべてISO22000の
審査に合格されてきました。審査不合格を出しません。
② 審査に不合格の場合、コンサルティング料金は全額返金します。
③ 小企業でもリスクなしで取り組める安心・安全なISO22000です。
本ページの目的
これからISO 22000の認証取得を考える企業様にとって、どのような流れで認証取得に向けて動いていくのかは、気になるところではないでしょうか?
本ページでは、過去に1回も失敗のなかった「超小型ISO22000」の考え方にもとづいて、ISO 22000の認証取得の流れを説明してまいります。
1.食を取り巻く状況
世界中で食の安全性が求められる中、国内だけでなく、海外においてもISO22000認証を求める声が強くなってきています。食の安全に対する意識が、ますます高まる中で、
・安全・安心な食料の提供を求める消費者ニーズに応えるための「ISO22000」
・取引先の工場監査に耐えられる「ISO22000」
・厚生労働省の「HACCP完全義務化」に耐えられる「ISO22000」
・海外市場で求められる「ISO22000」
をご紹介してまいります。
1.1 近年の食品事故や不祥事
1.2 市場の変化
(1)消費者意識の変化
近年の食品事故や食品不祥事によって、消費者の食品安全への意識は高まる一方です。食品の品質と関連すると考えられる要素も変化し、「味がよい、おいしい」だけでなく、次の16種類の要素が品質の指標として重視されるようになってきました。
①味がよい、おいしい
②天然・自然の素材を使用
③安全性が高い
④健康によい
➄カロリーが低い
⑥品質が一定
⑦希少性がある
⑧メーカー、ブランド、産地などが有名である
⑨国産である
⑩便利・簡単である
⑪鮮度がよい、新鮮である
⑫トレーサビリティ機能がある
⑬特保食品(特定保健用食品)である
⑭栄養がある
⑮食品に含まれる成分が保証されている
⑯食べやすい
企業は、これらのニーズを満たしながら、食品事故を発生させない努力と、発生した際の適切な対応が求められています。なお、上記の視点は、差別化の要素になりますので、自社製品を見直す視点になります。
(2)規制当局の変化
①厚生労働省
厚生労働省は食の安全の推進のため、令和3年6月からHACCP義務化を実施しています。
②農水省
農水省では、「食品表示110番」を平成14年2月15日より運用を開始。
③自治体
都道府県「保健所食品衛生監視指導計画」に基づき食品などの検査や食品取扱施設の監視指
導を実施しています。
④保健所
保健所は、食品製造業に対して立ち入り検査を行います。保健所の検査では、客席や厨房、
トイレ、更衣室の面積、床、壁、天井仕上げ材、厨房機器の種類とサイズと数量、衛生面な
どがチェックされます。
食品製造業では、食品衛生検査と呼ばれる検査も実施されます。食品衛生検査では、一般生
菌数、大腸菌群、大腸菌など、食中毒原因菌や病原菌の有無など食材・加工品の安全性や衛
生管理状態を確認します。
また、食品自主検査も実施されます。食品自主検査は、製造・販売している商品が安全なも
のであるか、あるいは製造工程や製造後の取扱いに問題がないかなどを確認するものです。
保健所長の指示があった場合は、年1回以上自主検査を行う必要があります。
さらに、食品製造業では、HACCPによる衛生管理の手法を実施する必要があります。
HACCPは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握
した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は
低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手
法です。
(3)流通における取引慣行の変化
①GFSI加盟の小売業者等が、食品関連企業に対して、食品安全の規格認証取得を要求してい
ます。これにより、ISO22000の取得要請が強化されました。また、顧客企業が、工場監
査の実施、ISO22000取得要請を行っています。
②「GFSI」とは、食品安全の専門家が集まり、世界規模で食品安全を改善する活動に取り組
んでいる非営利団体です。わが国では、キリンホールディングス株式会社、日清フーズ株
式会社などの食のリーディングカンパニー400社が会員となっています。
③取引先(親企業)がGFSIの影響を受けて、FSMS(ISO22000)の認証取得を要請していま
す。
④海外との取引を行う場合、相手国の法律を遵守する必要があります。
2.課題解決のための戦略
2-1 安全・安心の取り組み
食品会社は、食を取巻く環境の変化から、食品に関する安全・安心の取組みを一層強化しています。たとえば、次のような取り組みがあります。
•工場・機械・設備等の改善
•衛生管理の強化
•社内規定の強化(ルールの厳格化)
•フードテロ対策
•HACCP対応
FSMS(食品安全マネジメントシステム)の構築・運用の中に、上記の取り組みは含まれています。
2-2 経営戦略に沿ったこれからのFSMS
組織の経営戦略に沿って、FSMSへの取組みをする必要があります。
•食品に対する更なる安全への取組み
•外国のお客様から、ISO22000の取得を要請された
・今後、輸出に力を入れていきたい
•更にISO22000を活用し、食品安全に取組みたい
•GFSI加盟の小売業者から、ISO22000の取得を要請された
2-3 FSMS(ISO22000)認証取得
消費者から見ても、行政からみても、GFSI、から見ても、ISO22000の取得要請は現実の問題になってきています。食品業者様は、どのようなシステムを構築すれば、これらのステークホルダーの要求事項(ニーズ)に対応できるかを検討する岐路にあります。
3.食品業者様のISO22000に関する課題・ご要望
ISO 22000の認証取得を考える企業様は、認証取得にあたって、どのような課題を感じておられるでしょうか? ここでは、それらの課題を整理してみました。弊社では、お客様の課題に丁寧に向き合って参いります。
課題1:ISO 22000の認証取得を手伝って欲しい
課題2:食品安全マネジメントシステムの定着・浸透に向けてサポートしてほしい
課題3:帳票や書類をどう作成、整理したらいいかわからない
課題4:規格要求基準が難しく、理解が追い付かない
課題5:審査時に不適合の指摘を受けたら、どうしていいかわからない
課題5:どんな場合に不適合となるかわからない
課題6:仕組みが日常の業務とかけ離れてしまっていて、運用できない
課題7:内部監査は実施できるだろうか
課題8:審査準備はどのようにしたらよいのだろうか
課題9:審査にはコンサルタントは立ち会えないと聞いた。自社だけで受けるのか
課題11:審査中はコンサルタントは助言できないと聞いた。自社だけで対応できるのか
課題12:認証取得までの流れがわからない
(4.2 ISO22000を取得するためのステップ参照)
4.ISO22000とは
4.1 ISO22000とは
ISO22000とは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)が定めた食品安全の規格です。別名をFSMS(Food Safety Management System:食品安全マネジメントシステム)とも言います。
その構成は、「マネジメントシステム(経営のしくみ)」と「食品安全を担保するためのHACCP(危害要因分析と重要管理点)」から成ります。このシステムは食品事故発生のリスク低減と再発防止を目的とした仕組みであり、これを取得することで企業が食品安全に関する取り組みを確実に実施していることを証明する規格です。
図1 ISO22000概念図
4.2 ISO22000を取得するためのステップ
ISO22000の認証を取得するためのステップは次の通りです。
①リスク及び機会への取り組み、食品安全方針、食品安全目標の策定
②システム構築
・PRPs(一般衛生管理)プログラム確立
・ハザード分析(HACCPプラン構築)
・回収システム(回収訓練・回収記録)
③システム文書作成(食品安全マニュアル、記録様式)
④運用+運用記録作成
⑤内部監査+マネジメントレビュー
⑥第一段階審査
⑦第二段階審査
⑧登録審査の是正処置(不適合がなければ不要)
⑨認証取得
また、ISO22000 の認証取得後も認証を維持するために、年 1 回の維持審査(サーベイランス審査)、3年に 1 回の更新審査を受ける必要があります。
4.3 ISO22000認証取得後の課題
①内部監査員教育
社員に定年退職、配置転換等がありますので、内部監査員も入れ替わります。内
部監査は内
部監査員の力量を持つ内部監査員が実施することと定められています。内部監査
員教育の内容は、内部監査の方法、不適合の摘出、ISO規格の説明、簡単なテスト
で構成されています。「超小型ISO22000」では、これらの教育が驚くほど簡単に
できるようになっています。
②認証取得後のアフターメンテナンス
認証取得後、管理責任者様は、システムの維持・運用や内部監査や定期審査に関する様々な
悩みに突き当たります。たとえば、
-
認証取得はしたが、運用の仕方に自信がない、
-
1年目のサーベランス審査をうまくやり遂げられるかどうか自信が持てない。
-
これからサーベランスの準備を始めるのだが、どうやったらいいか解らない。
-
サーベランス審査で重大な不適合が出たらどう対処すればいいか解らない。
③ISO問題解決コンサルティング
ISO22000運用に当たって様々な原因や状況でお困りの企業様が多々見受けられます。
たとえば、
-
自社だけで運用していたが、途中でうまく進まなくなった。
-
認証取得したが、うまく運用できない、全然効果が上がらない、企業経営の足手まといになっている。
-
運用・維持が大変だが、ISO22000の登録は続けていかなければならない。
など、様々な原因や状況でお困りのご企業様が多々見受けられます。そのときは、どうぞご連絡ください。貴社にとってよりよい解決案を提案させていただきます。
5.超小型 ISO22000
株式会社 湊屋総研のISO22000システムは「超小型ISO22000」といい、
①食品安全マニュアル 42頁
②食品安全記録 28枚
③PRP 23枚
④ハザード分析 6枚
➄手順書 なし
という超小型のシステムです。
ISOシステムの構築では、これらの文書を作成しますが、すでに認証取得したシステムの文書を雛形として持参し、あなたの会社に適合するように修正するだけですので、文書の作成は非常に簡単です。
記録も同様です。記録様式に記録の方法(手順)が記してありますので、誰でも記録が作成できるようになっています。
また、教育訓練は、実際に活動したことを、たとえばHACCP管理では、加熱温度と加熱時間を様式に記録するという作業をOJTで実施します。審査では、その記録を提示するだけです。この方法ならば、誰だって運用できます。FSMS(ISO22000)の教育が難しい、わからないといった作業者は、これまで1人もいらっしゃいませんでした。
内部監査も同様です。まず、内部監査計画書は、作成日を入力して、ボタンをクリックすればExcelのマクロで自動的に出来上がるようにしています。あとは、内部監査チェックシートで、作業を行っているかどうかチェックして、気付いたことがあればメモします。このとき疑問があれば規格の内容を解説します。このチェックシートを報告書として提出するだけです。ここで、内部監査の方法を復誦して頂きます。審査のときは、このチェックシートを提示するだけです。
コンサルタントが、このプロセスをOJTで指導しますので、誰でも内部監査が出来るようになります。「内部監査研修が難しい」なんてことは一切ありません。
なお、「それでも心配だ」「ISO22000を取得するためのステップ」を、もっと詳しく知りたいという方は、「問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
最後にもう一度記しておきます。
これまで 「超小型ISO22000」 のコンサルティングを受けて、ISO22000の審査で、不合格になった会社は 1 社もありません。「超小型ISO22000」 を採用された、すべての企業様が審査に合格しておられます。
それは、横暴な審査(ブラック審査)に対しては、審査員や審査機関と交渉してきたからです。ブラック審査とは、審査員の誤った審査を指します。
これらについては、VTRで解説していますので、ご覧いただければ幸いです。URLは、https://www.minatoyask.com/cyouisoです。
ISOブラック審査1(組織全体がISOの対象か?)
ISOブラック審査2(財務は、ISOの対象か?)
ISOブラック審査3(ISO9001とは何か?)
ISOブラック審査4(顧客要求事項を超えろ!)
弊社は、審査員さんが見落としていることまで深く研究してきましたので、どうぞ、安心して 、「超小型ISO22000」 にお取り組み下さい。